PROJECT | STAY DESIGN
Adamhanok
現代人の洞窟思索の韓屋
Branding, Styling, Visual Design
DESIGN NOTE
複雑な日常から抜け出す安らぎの場所
複雑に時が流れる日常で、ふと自分だけが知るどこかへ隠れたい時がある。遠くまでは行けないが心の休息が必要な時、ソチョンの路地の中に位置する「ADAM HANOK」を訪れてほしい。現代人にとっての安らぎの場所、そして思索の空間になることを願って企画されたADAM HANOKは、Z_lab(デザイン会社)が手がけた2つ目のソチョン韓屋だ。小さな空間で最大限の効率性を求め、より良い住居の在り方を探求する人々のための代替空間としての意味も見出した。
靴を脱いで内部に入ると、韓家特有の香りと穏やかな音楽によって森の中にいるような安らぎへ導いてくれる。空間内部には2つの階がある。1階のキッチンには、温かい食事を快適に準備するためのキッチン器具が丁寧に備えられており、トイレにはre-stayのアメニティが用意されている。そして日当たりの良いリビングには、温かいお茶を飲むための茶器セットも用意されている。さらに庭の片隅には小さな露天風呂があり、都心の中でゆったりと寛ぐことができる。2階には快適で居心地の良い寝室が準備されている。
伝統韓屋の構造の中にジョージ·ネルソンの照明、WIEEINKINOの彩り豊かな家具、RARERAWのシステムレック、Milmuahのデザイン寝具を置いて現代と調和のとれた空間に設えている。空間自体の魅力はもちろん、立地的な魅力も大きい。すぐ隣のスペクターコーヒーでのんびりとしたコーヒータイム、向かい側の空気食堂ではおいしいランチ、そして清々しい空気の中でのスソン洞渓谷の散歩まで。ソチョンの小さな路地や商店を背景に、ゆっくりと散策する旅行がおすすめだ。一つ一つの路地が特色があり、町そのものが旅行地となるソチョンへ出かけてみよう。
DESCRIPTION
Project Year | 2019 |
Scale | 45.6 sqm |
Type | Hanok |
Location | Seoul, Korea |
Theme | oriental, minimalism |
Credit | Brand Restay (Amenity) Sutome Apothecary (Fragrance) Wekino (Furniture) Rareraw (Furniture) Photo | Kihun Park |
PROJECT SCOPE
| ブランディング、スタイリング、視覚物デザイン
Branding, Styling, Visual Design